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埼玉県議会議員 諸井真英 公式サイト
2011-02-21

2月定例県議会開会

任期最後の県議会が開会しました。

H23年度予算と関連の議案について審議します。

 

趣旨説明で印象に残ったことは『グローバル人材の育成』。

埼玉県は10億円の基金を作って内向きと言われる昨今の学生を交換留学や研修などを通じ、海外へ出る後押しをするとのこと。

まあやらないよりはやったほうがいいのだろうが…

 

一言で言えば”安易”な印象だ。小学生から英語をやらせれば話せる、的な安易さ、とにかく海外へ出せばグローバル、のような。

交換留学のようなシステムにお金を投入することは学校が喜ぶことはあっても真に学生の支援にはならないと思う。

ハーバードとかMITとか高校生がちょっと見でどれだけ何に生きるというのだろうか?疑問が多い。

それにしても海外=アメリカとしか発想がない時点ですでにグローバルとは言いがたい。

 

こういうプランを考えた人は失礼だが恐らくあまり海外へ出たことがない人だと思う。

まあそれでもやらないよりはいいのかもしれないが。

 

子供手当については知事から異例の言及があった。

国への抗議の意味で事務を返上するとのことだが、予算計上については『県民に迷惑をかけられない』ため計上したと言う。

冗談ではない。予算を計上してお金をばらまくことそのものが県民、国民全体にとって、そして次世代にとって迷惑なのだ。

 

自民党は昨年『今年だけは何とか認めるから来年は見直せ』といって付帯決議をつけて可決した経緯がある。

国会で予算関連法案の否決が確実視される中、県では認めるなどということは筋が通らないことだと考える。

 

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