2008-04-30
暫定税率復活
民主党はじめ野党が参議院で60日間以上棚ざらしにした今回の法案を衆議院でみなし否決とし、改めて衆議院で3分の2以上の賛成をもって再可決が行われ、5月から暫定税率が復活する運びとなりました。
民主党は河野洋平議長を議長室に閉じ込めるなど暴れた末、肝心の衆議院の本会議は欠席と相変わらずの無責任な対応をしたことは、責任政党の資格がないことを自ら証明したことになると思います。
参議院第1党となって以来国会は空転し、イラク特措法や日銀総裁人事などにおいても常に政局第一で真に国民のための政治、日本のための政治をしていたとは到底言えません。
このように『政局が第一』の民主党に政権を担当されては『失われた10年』どころではない、日本にとって暗黒の時代が到来することも想像に難くありません。
しかし対する自民党も私にすれば福田内閣も国民に対してのメッセージ性に欠けており、何がしたいのかよくわかりません。
中国毒餃子、薬害エイズ、後期高齢者医療制度、チベット問題などへの対応を見ても、本当に日本国民のことを考えているのか不思議です。
いろいろ運営が大変なのは承知しておりますが、国民にわかりやすい言葉で説明し、理解を求める努力がいっそう必要なのではないでしょうか?
いずれにしても先日行われた埼玉県議選再選挙の結果が示すように、自民、民主ともに国民の支持を失い、政治不信が進んでいることは間違いないと思います。
ここのところ市民からいろいろな政治トピックについて質問されることが多いのですが、今の状況を理解していただけるよう、これからも私なりに丁寧に説明していくつもりです。
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