2008-10-03
サンパウロにてバイオエタノール工場を訪問
前日に式典を終え、朝6:00にホテルを出発してサンパウロから約180㌔離れたピラシカーバへ。
USP(サンパウロ大学)農学部を有し、農業の街として有名なところです。
3時間ほどで世界的に見ても有数のバイオエタノール生産企業であるCOSAN社に到着しました。
途中バスから見えた風景は見渡す限りのサトウキビ畑が広がっており、改めてブラジルの広大さを実感しました。
日本語が上手なギオマールさんという女性からCOSAN社についての説明をいただく。
その巨大な生産量と規模にまず驚かされました。
恐らく日本全国の年間生産量よりもこの会社1社の生産量の方が多いと思います。
工場内は撮影禁止ということで残念ながら写真は撮れませんでした。。。
システムとしてはそれほど新しいシステムではないような気がしましたが、とにかくその規模には圧倒されました。
続いて同社が保有するサトウキビ畑へ。
途中畑の中で道に迷いましたが、広すぎてどこにいるのか全く分かりませんでした。
サトウキビでつくるバイオエタノールはトウモロコシから作るよりもコスト的に全然安く、またブラジルでは刈り取ったあとの残った根元から新しい芽が出てくるので、それほど手間がかかりません。
アメリカがその技術を買いたくてブッシュ大統領からルラ大統領にオファーがあったようですが、ブラジル政府は断ったとのことです。だからアメリカはコストが高く、穀物価格にも影響が高いトウモロコシエタノールに力を入れているのです。
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