党首討論
民主党の鳩山代表が党首となって初めての麻生総理との党首討論が行われた。
もともとこの党首討論は民主党からイギリス議会を倣ってやろうとの提案に与党がこたえた形で始まったものだが、小沢さんが代表末期のときは例の西松の問題でしばらく逃げていたのでなかなか実現しなかった。
当の小沢さんは国会は休んでも地方への選挙対策には熱心だ。このことからも政権を担当する能力があるのかは大いに疑問に思ってしまう。
党首討論の内容だが、これといってなかった。
鳩山代表のほうはひたすら官僚批判に終始、小沢さんの問題にしても具体的な説明はなく、時間を浪費しただけと思ってしまった。
揚げ足取りではなく、日本をどうするのか?この国をどういう方向に導くのかについて国民は聞きたいのだと思う。しかし実際はそれができない。
この経済不況の中、主要先進国で唯一(といっていいと思う)政局が不安定なのが我が国、日本なのだが、、、こんなことをしていていいのかなあと本気で不安に思ってしまう。
羽生市の話題で気になった点、
・昨日(26日)、羽生病院を羽生に存続を願う25,537名の市民の署名が羽生市、市議会に提出されたそうである。その数の多さに病院市内存続に対する強い願いを感じる。私の個人的な感想としては、病院がこの市民の思いを受け止めなければならないと思う。
重要なことは『いい医療を近隣住民に提供できるかどうか』であり、『○×地区に建設しなければ経営的にやっていけない』とかそういうことではないと思っている。いい医療を提供するのであれば、患者はどこへでも診療を受けにやってくる。
政争の具となっている現状は羽生市民の願いをもてあそぶものであり、容認できない。
・新聞紙上に『羽生市議会議長の公用車を廃止して議長は自家用車で移動する』との記事が出ていた。財政難の折、仕方がない面があると思う。がしかし確か公用車は昨年新規に導入された700万円近くする高級車であるが、なぜ昨年新規契約をしたのか?長年使っていた車なら理解できるが、今年やめるのであれば昨年導入する時点でやめておくべきではなかったかと思う。
公用車はリース契約だそうだ。私も車をリース契約しているからわかるが途中解約をすると『契約解除金(損金)』が生じる。この損金はだれが負担するのか気になってしまう。
ただでさえ市民から『なぜあんな高級車を』との声が私にも寄せられている(私は関係ないのに)のに、場当たり的なことをするのはどうなのかと思ってしまう。
リースをやめることによって200万円くらい浮くことになるらしいが、損金が出るのであれば相殺されるし、昨年導入をやめておけばさらに浮かすことだってできたはずだが、、、
29日には臨時議会が招集される。
知事、副知事など特別職と県の一般職の賞与を引き下げる条例が上程されるようである。
何でも削減といえば聞こえはいい。また民間が厳しい情勢の中、公務員の賞与を下げることで県民にアピールする狙いがあるのだと思うが、、、私はそういう小手先の対応というのは大嫌いです。
そういうパフォーマンスでは景気は良くならないし、県の財政にもあまり影響はない。むしろ公務員の士気が下がってマイナスだと思う。
県庁職員に対しては県民に対して胸を張れるような仕事への取り組みをしていただき、堂々とその対価を得ていただいて健全な県運営ができるのではないかと思います。
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