県立高校共学化反対デモ
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12月26日、さいたま市浦和区で行われた「埼玉県立高校の男女別学維持を求めるデモ行進」に参加しました。主催者の発表によれば、このデモには県内各地から集まった高校生や卒業生を中心に、約250人が参加しました。
このデモは、埼玉県教育委員会が今年8月に決定した、県立高校の共学化を主体的に推進する方針に対し、男女別学の良さを守りたいという声を届けるために行われたものです。参加者たちは、「埼玉県立高校の女子校・男子校の維持を望みます」と書かれたプラカードを掲げながら、約1キロの距離を行進しました。
私も現場で、多くの学生や卒業生の皆さんの声を直接お聞きしました。参加された浦和高校3年生の生徒さんは、「男子校には男子校ならではの学びや経験があり、それを次の世代に選択肢として残したい」と熱心に語っていました。また、主催者の共同代表からも「男子校や女子校を望む生徒たちの意見を教育行政にしっかりと反映してほしい」との切実な訴えがありました。
一方で、この問題を巡る議論は多様な意見が交わされています。共学化を支持する市民グループが、性別で入学を制限しない共学化の実現を求める要望書を教育委員会に提出していることも事実です。こうした状況の中で、私は県民一人ひとりの声を丁寧に聞き、多様な価値観や意見が反映される形で議論が進むことが重要だと改めて感じました。
今後も、このような教育に関する重要なテーマについて、皆さまと一緒に考え、より良い選択を導き出せるよう全力で取り組んでまいります。