アマゾンの日本人

ブラジルに移民した日本人はサンパウロやパラナ州など南部だけではない。

マナウスやベレンなどアマゾン地域にも多くの日本人が移住し、命がけの大変な努力の末現地に根ざしている。

そのことを日本では教えもしないし、それを知る日本人は極めて少ない。

我々議員であってもほとんど知らない。日本人の歴史を日本人自身が知らない。何とも哀しく愚かなことだと思っている。

 

今回我々はマナウス近郊、車で1時間くらいの場所にあるエフィジェニオ・サーレスという日本人移住地を訪問することにした。

こんなアマゾンの奥地でも、頑張って生きている日本人がいるのだということを他議員に知ってほしかったからだ。

日本人移住地の会館(公民館)に到着。

2008年に移民50周年、ということで今年で54年が経過している。

多くは養鶏、果樹栽培など農業で暮らしているそうだ。

会館では日本人子弟向けに日本語教室も開かれていた。

近くにある宮本前日本人会会長が経営する養鶏場を見せていただいた。

鳥インフルエンザなどのおそれがあるため施設にはあまり近づけない。

広大な敷地に鶏舎が建ち並ぶ。

ご自宅の前で。

 

再び会館に戻って昼食をとりながら懇談。

入植時のいろいろなご苦労話や、現在の日本についての意見、主に政治に対するお叱りを頂戴する。

入植した方々は皆高齢となり、子の世代が現役となっているが皆さんお元気である。そしていい顔をしている。

 

楽しい時間はあっという間に過ぎ、懇談会は無事終了。

日本への熱い思いを伺うことができた。

 

最後に50周年の記念碑(揮毫は森元総理)の前で。

アマゾンでご苦労され、この地で没した日本人の先人に思いを馳せ、後ろ髪を引かれる思いで移住地を後にした。

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