日伯友好議連
1908年4月、神戸港からブラジル・サントス港に向けて移民船『笠戸丸』が出航しました。
1908年6月18日に笠戸丸はサントス港に到着、これが日本人のブラジル移住の始まりです。
来年は2008年、日本人がブラジルに移民を開始してからちょうど100周年なのです。
日伯両国政府は2008年を『日本・ブラジル交流年』と位置づけ、官民あげてさまざまな交流事業が行われる予定です。
日伯交流年実行委員会HP http://www.nippaku2008.org/
埼玉県は中国山西省、メキシコ・メキシコ州、アメリカ・オハイオ州、オーストラリア・クイーンズランド州と姉妹州を結んでいますが、ブラジルとの交流はありませんでした。
そこで在住経験のある私が微力ながらお手伝いさせていただくことになりました。
今まではサッカーやサンバ、ボサ・ノーヴァなどスポーツ・文化交流が中心でしたが、近年のブラジルの経済発展の状況により、今後は経済交流、ビジネスパートナーとしてのブラジルがもっと近い存在になることと思います。
特にバイオエネルギーや環境対策では世界の最先端であり、日本が見習うべき点も多々あるのではないかと思います。
そして本日、超党派の埼玉県議会議員65名のご参加により、日伯友好議員連盟が発足いたしました。
国会では麻生太郎前外務大臣が日伯国会議員連盟の会長となっておりますが、麻生氏は若き経営者時代にサンパウロに1年間住んだ経験がおありだそうです。
麻生氏は中南米を『日本の重要なパートナー』と位置付けておりますが、これは私もまったく同感です。
そしてこれには無数の、そして無名の日本人移民の長年の努力の賜物だと思います。
先人の思いをつなげるため、また埼玉に新しい風を入れるために頑張ってまいります!
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