予算特別委員会で質問をしました。
県議会予算特別委員会にて質問をしました。
項目としては
・男女共同参画について
・小中学校における英語教育について
の2点であります。
特に男女共同参画についての質問では、県の苦情処理機関の人選方法が不透明なうえ、偏っているという問題や苦情処理機関の利用頻度が年間を通じてほとんどない点を踏まえ、苦情処理委員の報酬は無駄ではないかと指摘させていただきました。
知事も問題点の認識を改めてしていただいたようで、『問題があるのならば見直す』との心強い答弁もいただきました。
当面この制度はあまり使われていないため、それはそれで安心なのですが、ただ制度として、可能性として、一方的な立場の方からの苦情が申し立てられた場合、その立場にたった委員の裁定によって是正要望や勧告が出る可能性もあり、このこと自体が思想信条の自由を保障する憲法14条違反の疑いが、また公務員の性質を定めた憲法15条に違反する可能性が高いのです。
これを放置しますと、例えば『諸井がある会合でこんなことを言っていた。誠にケシカラン』とのことで苦情処理機関に申し立てた場合、私に対して是正勧告が出される可能性もあるわけです。
これを思想統制といわずして何でしょうか?
こんなことが許されるのならば言論の自由がない北朝鮮や中国と同じです。
この問題については国が平成11年に男女共同参画基本法を制定したことをきっかけに県や市町村など各地方団体に同様の動きが広がったのですが、その経緯を知っている私としては放置することはできません。
ちなみに現在卒業式シーズンですが、現場で大変不評の『男女混合名簿』や県立男女別学高校の共学化(こちらはOBの反対にあって断念)もこの苦情処理機関の勧告がきっかけになっています。
たった3人の、県民の信託も受けていない、偏った思想の人たちに県政を捻じ曲げられることには反対を唱えていきます。
英語教育については
・どのようなレベルの英語習得を目指すのか?具体的には会話をマスターするのか、読み書き重視なのか?
・小学校をはじめ指導体制は大丈夫か?付け焼刃にはならないか?指導体制はキチンと充実しているのか?
個人的には小5から週1時間程度英語を学んだところで無駄だと思います。
大事なのは英語を話すことではなく、英語で何を話すかであり、その気になれば成人してからでもマスターできると思っています。
少なくとも私の周りに大勢いる英語堪能な人の中に、学校教育の中で英語をマスターしたという話は聞いたことがありません。
ここが一番の問題なのではないでしょうか?
詳しくは動画をご覧ください。
http://dvlsv.skipcity.jp/saitamaken/2.html
『2月』~『予算特別』~諸井真英 でご覧ください。
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