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埼玉県議会議員 諸井真英 公式サイト
2010-06-02

文教委員会関西視察

6/1~埼玉県議会文教委員会として大阪、京都、神戸に視察に行ってまいりました。

今回は視察先の希望をいろいろ出したため、調整も困難だったようで改めて事務方の努力に感謝したいと思います。

 

初日は大阪府立西成高校へ。

大阪府は生活保護受給者が20人に一人、(埼玉は100人に一人)その中でも西成区は5人に一人と言われるほど生活保護受給者が多い。またあいりん地区など日雇い労働者の街としても有名で、貧困や母子家庭などの問題を抱える家庭の生徒が多く在籍しているそうだ。

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ちなみに隣接するのは公園、ブルーシートもたくさん見受けられた。

西成高校は大変荒れた高校として有名だったそうだが、近年はキャリア教育に力を入れており、この経済状況下で就職率はいい数字だとのことだった。

授業風景を見学。

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教室の扉は鉄製、ガラスはワイヤーが入っている。

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英語はこんな言い回しをやっている。

生徒は人懐こく、声を掛けてきたり手を振ってきたりとフレンドリー。一方、まったくやる気のなさそうな生徒や机に伏して寝ている生徒も目に付いた。

最後に校長先生はじめ現場の先生方から一番印象に残った話。

『子供手当なんてムダ以外の何物でもない。親は子供ではなく自分のために使ってしまう。個人に薄くばらまくのではなく、保育所を作るとかインフラ整備にお金を使ってほしい』と強く訴えられ、同席した民主党の県議も苦笑していました。

 

 

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