新政権への期待と不安
衆院選が終わり、一段落。
マスコミは新政権の枠組みや人事にすでに興味が移っている。
今更『政権公約を実現できるかどうかは不安』などと言われても、、、時期が違うだろう。
私のところにもいろいろな方からご意見、要望、感想をいただいたのでご紹介したい。
・『民主党がすばらしい』わけではないが、自民党に入れたくないので消去法で民主党に入れた。
・民主党の公約は評価しないが、現状が悪いのでとにかく変わったほうがいいと思い民主党を選んだ。
・一回民主党にやらせてみてダメならまた自民党に戻せばいい。
・とにかく日本の現状が悪いのは自民党のせい。
・自民党に飽き、絶望している。民主党には不安があるが、どう変えてくれるか期待もある。
などである。ほかにも様々なご意見をいただいた。
総括すると民主党が素晴らしいとか評価をしている人は少ないが、『今の自民党にNO』という人は圧倒的に多いということがわかった。
自民党は今回の結果を謙虚に受け止め、国民の声をもう一度よく聞き、原点に返って新しいリーダーの下、一から党の再建に取り組まなければならない。
風に頼ることなく、敵失に期待することなく、地道に活動をして人材の育成につとめ、国民の信頼を取り戻すことが政権奪還には不可欠だと思う。
楽をして政権奪還することなど考えていては、それこそ党そのものが消えてしまうかもしれない。
一方の民主党も政策や人材が評価されていない現状では政権の運営の仕方次第ではすぐに信頼を失ってしまうことも考えられる。
民主党であれ自民党であれ『日本を正しい方向に導く』ことが最重要と考えているが、今の日本の現状では『国民に負担をお願いする』ことを避けて通ることはできないはず。
負担をお願いするには国民の信頼が必要であることは言うまでもない。
負担について言及せず、バラマキだけを続けたらこの国はもたない。
まずは新政権のかじ取りに注目していきたい。
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