2011-01-31
アジアカップ優勝。
カタール・ドーハで開催されていたアジアカップで日本が4回目の優勝を果たした。
すべての試合を見た訳ではないが、大会を通じて若い代表選手が大きく成長したことは間違いないと思う。
個人的には長友、香川が目についた。年齢を考えると今後の活躍が楽しみな選手だ。
アウェーの中で一人少なくなりながらの勝利、韓国戦では試合終了直前に追いつかれてのPK勝ち、決勝もチャンスはむしろオーストラリアの方が多かった。決して楽な優勝ではなかったことは明らかだ。
こういう苦しい戦いの中で勝つことができたことは大きな自信につながるし、成長の要因となる。これはサッカーに限らず何でもそうなのだが。楽なだけでは成長できない。これはスポーツにも限らない。
7月にはアルゼンチンで開かれるコパアメリカに招待チームとして参加する予定とのこと。前回トルシエ時代に参加した時は全く歯が立たなかった。アジアのチームとは違う、親善試合とも違う本気モードのブラジルやアルゼンチン、パラグアイ等に通じるか、楽しみである。
それにしても相変わらずのテレビのはしゃぎぶりはどうにかならないものか。決勝でゴールを決めた選手ばかりに注目が集まるのも日本サッカーのジャーナリズムのレベルの低さを現している。
ワールドカップでベスト16になり、『感動をありがとう』とか安っぽいコメントに終始したあの時と何も変わらない。
日本が本当に世界のトップクラスを目指すのであれば、ジャーナリズムのレベルアップをしなければそういう日は来ない、と確信している。
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