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埼玉県議会議員 諸井真英 公式サイト
2011-07-18

なでしこ優勝

サッカー女子日本代表が延長、PK戦の末アメリカを破り見事優勝した。

最後まで諦めず、常に選考されながらも2度同点に追いついた精神力は見事というほかない。

3/11以降暗いニュースが多かった日本を大いに勇気づけたことは本当に素晴らしい。

 

加えて私はサッカーについては専門なので、思ったこと。

・PK戦についてはあくまで『次のステージに進出するチームを決める手段』であり、決勝戦で用いることには異論がある。再延長したら選手の体力が…というなら、決勝の再延長以降新たに交代枠3人増やすとかすればいいと考える。PKは試合の内容とは無縁の世界である。これはもちろん男子も同様で1994年のアメリカW杯で優勝したブラジルにもあてはまるのだが。

・実力的には正直言ってアメリカや準々決勝で終了間際にアメリカに追いつかれてPK負けしたブラジルの方がまだまだ上だ。『世界一』などとマスコミが一時的に大騒ぎすることになるが自分を失わずに更に頑張って欲しい。幸いMVPの澤のコメントは素晴らしく、そういうことはないように感じる。

・一番の問題は関心もなかったのに急に青いシャツを着てはしゃぐマスコミなどである。日本が本当にサッカー強国になるのだとすれば、ファンやマスコミも冷静になって受け止める必要がある。すぐに国内女子リーグが始まるが、恐らくどのテレビも報道などしないはず。2ヶ月もすればほとんど誰も話題にしない。そういう国はサッカー文化が根付いた国とは言わない。日本以外の試合をほとんど放送しなかったことでそれはよくわかる。

 

果たして日本はサッカー強国になれるのか?と考えると最近は『そうなる必要はない』とも感じている。

 

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