2009-04-03
田母神氏の講演を聞く
県議会防衛議員連盟主催の講演会に出席してきました。
講師は前航空自衛隊幕僚長の田母神俊雄氏。『日本は侵略国家ではない』との論文を現職中に発表したことが問題となり、更迭された話題の人です。
『危険人物の田母神です』との一言で始まった講演は1時間を超えるものだったが、時間の長さを感じることなく、聞くことができた。
内容は論文通りだし、ほとんどの部分について共感できる内容だった。また、もちろん自衛隊の現場を指揮していた人の話だけに説得力がある内容だった。
終了後、質疑応答の時間があり、3人が質問できたのだが、私は当たらず質問できなかった。
残念。
質問したかった内容は、昭和45年の三島由紀夫の割腹自殺について。
・当時田母神氏は幹部ではなかっただろうが、一連の三島由紀夫の主張、とりわけ自衛隊の存在を現行憲法下で違憲と断じて、憲法改正を成し遂げ、キチンと軍として位置づけること、との主張に対しての自衛隊自身の評価はどうだったのか?
・三島の訴えに対し当時なぜ自衛隊は呼応しなかった(無視した)のか?
・田母神氏自身はどう評価しているのか
について聞きたかったが、時間の都合で聞けなかったのは悔やまれる。
また別の機会があればぜひとも伺いたいと思う。
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